福 祉 布 巾 勧 進

感  謝

 昭和41年12月、東京都町田市にある玉川学園の小学部2年生から、慈母園に贈られて来たクリスマスケーキが食膳にとどけられると目の不自由なご老人達は、孫や曾孫の様な子供達からのプレゼントに感激しました。そしてこの「思いやり」に応える意味で、見えない眼で縫った「仏布」(ふきん)で勉強する机をきれいにしてもらって、立派な人になって貰いたいとして裁縫クラブのお婆さんが中心になり心を籠めて制作されました。これは又教育指導の面からも生きた教訓だとして感謝されました。
 後に五色園、光明園が開設されると、この輪はさらに拡げられ、盲人福祉の「向上」と「充実」に「理解」と「協力」が得られる様にと進められて来たのであります。心眼を開いて一針一針縫った「仏布」(ふきん)がいろいろな姿で用いられることは、光りを失ったご老人達の一つの社会に対する「報恩の行」ともなり、又この上もない生甲斐ともなると思うのです。
 

眼の不自由なお年寄りの「報恩の行」として。
この布巾の製造に、お年寄りの皆さんのご協力を頂いています。
1口 1000円以上のご寄付を頂いた方には、この布巾を1枚
感謝のしるしとしてご送付させて頂きます。

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手さぐりの  糸を運べば  光りなき
  眼(まなこ)に映る    観世音菩薩

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